ZYX

― Real analog audio world ―

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経歴

  • 設立
  • 1986年12月

  • 輸出先
  • アメリカ、デンマーク、ギリシャ、イギリス、イタリア、オランダ、ドイツ、オーストラリア、スペイン、スイス、ロシア、南アフリカ、香港、中国、韓国、マレーシアなど40数ヶ国


    <業界誌から引用>
  • ブランドの特徴
  • ZYXの名前の由来はZ(時間軸)Y(振幅)X(周波数)の3次元的要素の整合によるアナログオーディオ再生から来ている。
    よって製品は特許・実用新案などを使い、時間軸歪を解消させたリアルサウンド発電系が搭載され、これに最新のマイクロリッジ針、ボロンカンチレバー、さらにはカーボンカンチレバーなどのハイテク素材が使われている。

  • 製品の評価
  • アナログオーディオの盛んなアメリカ・ドイツでその評価は高く、オーディオ誌で年間BESTカートリッジとしての受賞も多数あり、アメリカでもっとも権威のあるステレオファイル誌の“クラスA”評価も得ている。
    また、伝説のレコードプレイヤー・寺垣式プレーヤー・シグマの推奨カートリッジとしてR-100Tと言うモデルが指定されていたことでも有名である。

  • 孤高の技術者:中塚久義
  • ZYXの中塚氏は社長兼技術者。いや、技術者兼社長と言うべきか・・・長野県に生まれ、少年時代よりオーディオ機器に慣れ親しむ。大学を卒業後、オーディオメーカーのトリオの開発部に入社、当時の花形であるMCカートリッジの開発にいそしむ。その後デンマーク・オルトフォン社に入社、銘機MC20を開発する。
    1976年、フォノカートリッジのパーツ大手・並木精密宝石に入社、ここで多くのメーカーのOEMカートリッジを担当し並木精密宝石のバックアップの下、1986年に現在の会社を設立。
    中塚氏は過去の歴任した会社で得られた経験からMCカートリッジの抜本的設計の見直しをし、15件に及ぶパテントを取得。ZYX製品にはこれらのノウハウが凝縮されつぎ込まれている。
    フォノカートリッジを専門に取り組んできた技術者は現在、世界でも数えるほどしかいない。デジタル・オーディオの発展の影でそれらに全く目を向けずアナログ・オーディオを支えてきた中塚氏はまさに”孤高の技術者”である。